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2024年11月7日

最終選考をどのように行ったのか

最終選考

10月26日、27日の2日間をかけて、最終選考を行いました。ここでは、最終選考をどのように進めたのかについて記載させていただきます。

 

最終選考の候補者6名

まず、最終選考に進まれた候補者6名の属性は以下のとおりです。

年齢

  • 30〜50代の男性

女性の応募者自体が少なかったこともあり、最終選考は男性のみとなりました。

職業

  • 民間企業:2名
  • 公務員:3名(地方議員:1名)
  • 国際機関:1名

応募時点では民間企業の方の割合が高かったですが、最終選考では公務員の方が一定割合を占めることになりました。これは、公務員経験者は行政運営に対する理解が高く、結果として志望動機や政策などを明確に伝えることができたのではないかと考えられます。

四條畷市との地縁

  • あり:3名
  • なし:3名

四條畷市の在住者や、四條畷市内の学校への通学者を含めて、四條畷市にゆかりのある方が半数となりました。

 

選考委員となった四條畷市民

次に、選考委員として候補者を面接した四條畷市民6名(東を含む)をご紹介します。

年代

  • 20〜70代から1名ずつ

様々な世代の方に評価していただくため、幅広い年代の方に参画いただきました。

性別

  • 女性:3名
  • 男性:3名

応募者は男性が多数を占めましたが、面接官には男女同数の方に参画いただきました。

居住地域

  • 西部:4名
  • 東部:2名

山間部を挟んで東西に異なる街並みがある四條畷市の特徴をふまえ、東西それぞれからご参加いただきました。

属性

  • 児童福祉
  • 社会福祉
  • 地域コミュニティ
  • 商工
  • 青少年健全育成
  • まちづくり
  • 農業
  • 大学生 など

複数の分野で活躍されている方に選考委員となっていただくことで、多様な背景に基づく選考となるように心がけました。

 

選考基準

また、候補者を面接する際に、選考委員が用いた基準は以下のとおりです。

  1. 【熱意】市長をめざす動機
  2. 【熱意】なぜ四條畷なのか
  3. 【素質】困難に立ち向かう力
  4. 【素質】高潔さ(誠実さ・真摯さ)
  5. 【素質】人々の気持ちを高める力
  6. 【能力】わかりやすく表現する力
  7. 【能力】傾聴する力
  8. 【能力】マネジメント力(組織づくり・資源配分など)
  9. 【政策】まちづくりのビジョン
  10. 【政策】政策の具体性
  11. 【政策】市政・地域への理解
  12. その他評価できる点

上記12項目について、選考委員がそれぞれ10点満点で採点を行いました。

 

面接後のプロセス

以上、最終選考に進んだ候補者、面接を担った市民の選考委員の属性と、選考にあたっての基準を紹介してまいりました。

ここからは、面接による採点の結果と、最終候補者の決定に至るまでの流れを説明いたします。

採点結果

候補者一人ずつ、1時間半弱の面接を実施した結果、採点合計が高い順に以下のとおりの結果となりました。

  • 候補者A:514点
  • 候補者B:514点
  • 候補者C:500点
  • 候補者D:489点
  • 候補者E:473点
  • 候補者F:415点

上位2名がまさかの同点。そして、6人の選考委員それぞれが最高得点をつけた候補者が、候補者A〜Dの4人に分かれるという結果になりました。

それほど、最終選考に進まれた方々はそれぞれ異なる魅力を持たれていたということです。

選考委員間での議論

そこでまず、それぞれの選考委員からリーダーとして重視する点は何かということを話していただきました。

なぜなら、市長はあくまで市役所組織の長として職員の方々とチームで仕事を行うため、副市長をはじめとする職員の皆さんに補っていただける部分が多々あることから、決して万能である必要ありません。

一方で、市長にしか担えない役割もあります。

他では補えないリーダーだからこそ備えていてほしい点について、徹底的に意見交換を重ねました。

次に、今の四條畷市にとってどのようなリーダーが求められているかという点についても、選考委員それぞれに述べてもらいました。

急激な改革が必要な時期、安定的な市政運営が求められる時期、さらなる発展に取り組む時期など、それぞれの市政の状況において、市長に求められる要素も異なります。

財政健全化を達成し、人口の社会増の流れができつつある今の四條畷市だからこそ、どのようなリーダーが相応しいか。

そうした観点でも議論を重ねました。

3時間半以上にわたる意見交換の結果、大きく2つの考え方に収斂されていきました。

今の四條畷市は安定した市政運営よりも、未来に向けた投資を進めていく時期であることから、候補者の中で最も人々をワクワクさせる力がある人物が良いのではないか。

一方で、難しい課題から逃げず、答えのない問いに立ち向かい続けるには、一貫して大切している価値観がある人物がリーダーとして相応しいのではないか。

採点結果の上位2名の内、以上の観点から改めて検討した結果、場選考委員の全会一致で「しのはら雄之」さんを最終候補者として決定いたしました。

 

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