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立候補予定者の辞退について
本日2024年11月27日、私の後任として四條畷市長選挙に立候補予定であった篠原雄之さんの立候補辞退について記者会見を行いました(記者会見動画はこちら)。
政治団体「四條畷市民の力」を立ち上げ、9月25日から開始した四條畷市長候補(立候補予定者)の全国公募。
総応募者数209名から、私による書類選考・ウェブ面談を経て最終選考に進んだ6名に対して、10月26日、27日の2日間をかけて市民の皆さまを交えた面接を行い、最終候補者として篠原雄之さんを決定しました。
そして、11月7日には篠原さんの決意表明の記者会見を行うとともに、これまでの間、地域での対話会をはじめとする政治活動を全力で行ってきていたところです。
そうしたなか、一昨日11月25日に、篠原さんが活動中に突如意識を失ったため、ご家族の強い意向により病院にて至急の検査を行ったところ、命に関わる心臓の疾患があると判明いたしました。
現時点では意識はあるものの、医師から総合病院での検査入院及び1ヶ月近くの絶対安静が必要との診断がなされている状況です。
篠原さん本人は、そうした診断が出たまさにその日の夜に予定されていた地域の皆さんとの対話会にも、出席するという強い意向を示していました。
しかしながら、突如の心肺停止のリスクのある状態であり、改めてご家族とも相談のうえ、悩みに悩み抜かれた結果、大変無念ではあるものの、立候補について辞退する判断をされました。
私としては、まずは何よりも篠原さんの一日も早い回復を心から願うばかりです。
筆舌に尽くしがたい状況ではありますが、篠原さんに対してご期待をしてくださっていた皆さまにおかれては、どうか篠原さんのご決断を尊重いただけますと幸いです。
※※※
次に、「四條畷市民の力」としての今後の動きについてご説明いたします。
まず、今般の事象については突然の出来事であり、現時点で何か確定した方針がある訳ではありません。
しかし、今回のプロジェクトは、「長期間にわたり四條畷市が発展する土壌をつくる」ことを目的として取り組んでいるものです。
熱意や素質があるリーダーが、無所属の新人にとって圧倒的に不利な状況にあるブラックボックス化された選挙に、公平に挑むことができる環境を作ること。
そして、優れたリーダーが一定期間で新たに誕生する「流れ」を生み出すことで、市民の皆さんが市のリーダーをどんな人物がふさわしいのか、今の四條畷市には何を重視して取り組むべきかという議論がなされる風土を醸成すること。
それにより、未来にわたって活気あるまちへと四條畷市を発展させること。
こうした目的に照らし合わし、今回のプロジェクトにおいて選考委員を担ってくださった市民の方々も交えて早急に協議を行い、これまで活動してきた「四條畷市民の力」としての結論を出したいと思います。
なお、本プロジェクトを前向きにとらえていただいた皆さまと、不安を感じられておられた皆さまと、それぞれおられるかと思います。
私としては、2期8年、四條畷市長を務めさせていただいた身として、必ずやこれからの四條畷市がもっと暮らしやすい未来となるように、最善の対応を行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。